ＭＳＮ検索エンジン「Bing」を視覚マーケティング分析

先日にマイクロソフトが発表した新ブランドの検索エンジン「Bing」
　http://www.bing.com

検索数も急上昇しています。

　http://www.google.com/insights/search/#q=Bing&geo=JP&cmpt=q

さて、新しい検索エンジン「Bing」の実力を調べてみました。
今回は視覚マーケティングの観点からです。

したがって、普通のＷＥＢ検索でなくて、動画検索をしてみた。

今週末に新潟でライブのある

宇佐元恭一　全国ツアー「雨ニモマケズ」 全国ツアー２００９　新潟公演

日時　２００９年６月６日（土）１６時３０分開演（１６時開場）

場所　新潟市音楽文化会館　練習室１３

定員　先着６０席

費用　全席自由３５００円
　　　（うち３００円は、中越地震復興義援金として寄付されます）

チケットのお申し込み、お問い合わせは↓
　http://form1.fc2.com/form/?id=400827

宇佐元恭一コンサート新潟事務局
080-2056-9754
uk_niigata@livedoor.com

「宇佐元恭一」で動画検索してみた。
　http://www.bing.com/videos/search?q=%e5%ae%87%e4%bd%90%e5%85%83%e6%81%ad%e4%b8%80&FORM=BVFD

驚いたのは検索結果の動画のスクリーンショットにマウスを当てただけで
再生が始まります。凄い！

折角だから、この動画を見て下さい。

宮澤賢治の「雨ニモマケズ」という有名な詩に
負けないほどのメロディと美声を載せた歌が
注目を浴びています。

昨秋に全国ネット番組【誰も知らない泣ける歌】で
取り上げられ話題になった宇佐元恭一さんの歌です。

左のメニューを見ると長さやソースなどで検索できるようです。

長さ
　短い (< 5 分)
　標準 (5 ～ 20 分)
　長い (> 20 分)

画面サイズ
　標準
　ワイドスクリーン

解像度
　低
　中
　高

ソース
　ニコニコ動画
　Yahoo! 動画
　MSN
　YouTube
　Dailymotion
　Ameba
　BIGLOBE

特に長さの検索は良いですね。
youtubeでは出来ませんので。

次に同じキーワード「宇佐元恭一」で画像検索してみた。
　http://www.bing.com/images/search?q=%e5%ae%87%e4%bd%90%e5%85%83%e6%81%ad%e4%b8%80&FORM=BIFD#

なにげに便利なのが最初は１５件表示なんですけど
スクロールしておくと、
　３０件、４５件、６０件
という風に次から次へと出てきます。
動画検索では２０件表示で固定みたいですけど。

でも、動画検索と同様に左メニューを見ると
人物での絞り込みは面白い。

関連する人物
　CHAGE
　久松史奈
　酒井法子
　小堺一機
　前田亜季
　みのや雅彦

サイズ
　小
　中
　大
　壁紙

レイアウト
　正方形
　横長
　縦長

色
　色
　モノクロ

種類
　写真
　イラスト

人物
　顔のみ
　肩より上
　その他

これはGoogleの顔写真検索よりも細かく絞り込みが出来ている。

でも私が一番に驚いたのは、「同様の画像を表示」機能。

例えば、検索結果
　http://www.bing.com/images/search?q=%e5%ae%87%e4%bd%90%e5%85%83%e6%81%ad%e4%b8%80&FORM=BIFD#
の左上の下にある２ショットの写真にマウスを当ててほしい。

ここで「同様の画像を表示」をクリックすると
　http://www.bing.com/images/search?q=%e5%ae%87%e4%bd%90%e5%85%83%e6%81%ad%e4%b8%80&simid=593110045715&FORM=MLIR6#
このようになります。

つまり複数の人物で映っている画像を絞り込んでいる訳です。

ちょっと、このキーワードでは無理があるので
他のキーワードで試してみた。

通常に「リンゴ」で検索すると
　http://www.bing.com/images/search?q=%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4&go=&form=QBIR#

普通の結果だが、ここにあるリンゴの木になっている画像にして
「同様の画像を表示」で絞り込みをすると
　http://www.bing.com/images/search?q=%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4&simid=956207005738&FORM=MLIR16
のように、検索結果がリンゴ園になります。

他にリンゴの皮を剥いて、食べられる状態になっている写真で絞り込むと
今にも食べたくなるようなリンゴの写真が並びます。
　http://www.bing.com/images/search?q=%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4&simid=613410212405#

さらにリンゴが、いっぱい並んでいる写真だと
　http://www.bing.com/images/search?q=%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4&simid=721793335392&FORM=MLIR3#
となります。

でも、リンゴ農園でなっているリンゴの写真とか
リンゴの皮を向いた美味しそうなリンゴの写真とか
リンゴが沢山映っている写真とかって検索できないですよね。

それが、「リンゴ」検索した後で、「同様の画像を表示」機能で
絞り込むことが出来るんです。

視覚マーケティングのトーン＆マナーですね。

面白いです。

先日に紹介した検索エンジン MARS FLAGの

類似画像検索「Image Search」を取り入れたサイト
　http://image.yamaha-motor.co.jp/simimg_yamaha/sims_html.x
でも絞り込みが出来る事を紹介しました。

詳しくは
　http://enspire.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/marsflag-5682.html
を見て下さい。　

でも一般の検索エンジンでは無かったので、不満でした。

今までのGoogleで「リンゴ」の画像検索するより
　http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4&gbv=2&aq=f&oq=
相当に便利かもしれないですね。

Googleも負けてはいないでしょう。

今後、視覚マーケティングを取り入れた検索技術は
どんどん反映されて行きそうです。

オールアバウトでも活躍中のウジトモコさん
　http://profile.allabout.co.jp/fs/uji-publicity/
が唱えている視覚マーケティングについて勉強してみましょうね。

まずは「視覚マーケティングのススメ」
　http://amazon.jp/dp/4756911994
という著書で勉強しましょう。

また、ウジトモコさん管理人の「視覚マーケティング研究会」
　http://mixi.jp/view_community.pl?id=3815567
というmixi内のコミュもオススメです。

是非ご参加くださいませ。

なかなか面白い時代になってきました！

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