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2009年6月22日 (月)

音楽コンサルタント010:木村カエラ「Butterfly」

ネット通販のサイトを作るときに、わずか1%の人の為に作りなさい

と、よく講習会で私は言っています。


というのも、ネット通販サイトでは
サイトに100人が来て1人が買うのが普通だからです。

来訪者のたったの1%しか買ってくれないんです。

逆に言うと、99%の人は買わずに帰ってしまうんです。


だから、誰にでも受けるサイトを作っていると
誰にも受けないサイトになりかねないということです。


ちなみに実店舗では100人が来て10人が買うと言われています。


もちろん店のタイプにより一概には言えないのですが
少なくともネット通販サイトの数倍から10倍以上は
実店舗では買う確率が高いのです。


それでもネット通販が簡単に売れると思われるのは何故なのか?

不思議ですよね?


この1%の顧客の為にサイトを作るように話す時に
こんな例え話をします。


結婚式に歌われる曲として定番の
 山根康広「Get Along Together」
 
この曲は、彼が友人の結婚式に歌って、好評だったので
シングル化まで漕ぎつけ、気付けば売れてしまった曲です。

また、同様に
 GLAY「ずっと2人で…」
 
この曲は、GLAYのボーカルのTERUのお姉さんが結婚するときに、
TAKUROがTERUのお母さんに曲を作ってほしいと頼まれて作った曲です。

他にも、
 レミオロメン「3月9日」
 
は、バンドの共通の友達が結婚するときにプレゼントした曲です。

特に、
 サザンオールスターズ「いとしのエリー」
 

 長淵剛「乾杯」
 
 
などは有名ですよね?

最近では、木村カエラ「Butterfly」があります。
親友の結婚式に歌う曲として書かれたものです。

 


ゼクシィCMソングとしても使われていて、サプライズもあります。
 

実は日本国民の1億2千万人から比べれば、その1%が120万ですから
100万枚を超えるようなミリオンセラーでも、
たったの1%の日本人しか買っていないことになります。

それでもミリオンセラーで売れているんです。


でも、そのヒット曲は誰か1人のために作っている曲なんです。


1%の顧客に買ってもらうだけでも凄いことなんですよ。


皆さんのサイトで本当に買ってくれる人、
1%の顧客について考えてみようね。


1%の顧客の為に作れって言っても難しいけど
たった一人のことを思って書くのは難しくないでしょ?


それだけターゲットを絞って書いているからこそ
共感する人も多いんですよね。

ちなみに他に、たった一人のために作って売れた曲があったら
 http://www.enspire.co.jp/autores/form.html
まで教えて下さると嬉しいです。

その曲が誰に何の為に書かれた曲かコメントを添えて下さると有難いです。

宜しくお願い致します。

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