若者が見るテレビとインターネット、新聞と雑誌の違い
文化庁では、国語施策の参考とするため、
平成7年度から毎年「国語に関する世論調査」を実施している。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/yoronchousa/index.html
その平成20年度「国語に関する世論調査」の結果について発表された。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/yoronchousa/h20/kekka.html
国語に関する部分で一つだけ言及したい。
日本語を大切にしているかという質問に対して
「大切にしている」は76.7%で7年前から増加し
しかも特に若い層での増加が目立つという。
嬉しいことですね。
日本語の乱れがマスコミで騒がれる中
若者も若者なりに考えているということかな?
そもそも国語の関するアンケートに答えようと思う人は
日本語を大事にしている人とも言えますが(笑)
さて、このアンケートの中でネットに関する部分もあります。
毎日の生活に必要な情報を何から得ているかを尋ねた
(選択肢の中から三つまで選択)。
結果は以下のとおり。
「テレビ」(86.0%)
「新聞」(76.6%)
「パソコン(インターネット)」(29.8%)
が続いている。
過去の調査結果(平成13年度調査)と比較すると
「テレビ」では7ポイント
「新聞」では11ポイント
「雑誌」では11ポイント
それぞれ減少している。一方で
「パソコン(インターネット)」
では17ポイント増加しており、
また,13年度調査では選択肢になかった
「携帯電話」が12.1%
となっている。
グラフを見てみると、若者のテレビ離れも
平成13年と比べれば進んでいる上
特に仕事が忙しい?30代のテレビ離れが激しい。
このアンケートで30代は仕事が忙しくて
読書が出来ないという理由が多いようだが
テレビにも犠牲が出ているのでしょうか?
一方で好きな時間に自ら情報収集できる
ネットの利用が30代を中心に増えている。
テレビとインターネットを比較すると両極端ですよね?
また、雑誌と新聞の関係も面白い。
新聞は年代が上になるにつれて利用しているが
雑誌は年代が下になるほど利用している。
しかし新聞と雑誌も若者に関して言えば
利用は半減している。
ちょっと紙媒体は深刻ですね。
他にも興味深いアンケート結果が出ています。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/yoronchousa/h20/kekka.html
是非、チェックしてみて下さいね。
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