youtubeにアップの映画の名セリフを検索できる時代へ
例えばですね。
川端康成の『雪国』の有名な冒頭の
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
というのがあるが、この一部のフレーズである
トンネルを抜けると
でGoogleブック検索すると
http://books.google.co.jp/books?q=%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%92%E6%8A%9C%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%A8&as_brr=3
ような結果を表示します。
検索結果に表示されたものを見てもらうと分かると思いますが
「トンネルを抜けると」というフレーズが載っている書籍の
ページ数も含めた結果が出てきます。
さらに、クリックすると実際にフレーズが載っているページの
イメージ画像まで見ることが出来ます。
凄いですよね。
Googleは、本に書かれている中身までデータベース化していて
それを検索で探すことができるんです。
有名な冒頭について書かれた様々な書籍について調べることが出来て
これは決して書籍のタイトルで検索しているではないです。
でも、これは元々テキストの原稿がありますし
書籍をスキャンして文字言語化するのは難しくありません。
Googleのブック検索って、まだまだマイナーですが
結構、凄いんですよね。
ところが今回ご紹介するのは動画なんですね。
動画を文字言語化して、その動画の中に出てきたフレーズで
検索すると、この動画ですって教えてくれる検索エンジンです。
それが、もじもじTVです。
http://mojimoji.tv/
一部、サイトに書かれていたのを引用しますと。。。
1.もじもじTVは「動画内音声認識エンジン」を搭載しています。 動画内で話されている言葉が、高性能音声認識エンジンによって、 自動でテキスト化されています。2.もじもじTVの音声認識エンジンは、従来の方法では対応できなかった
新しい言葉や話題の人物の自動認識も可能になりました。
従来は手作業で音声認識辞書への登録が必要でしたが、
新語とその前後のつながりを自動学習することで、
動画の音声も認識が可能になりました。3.音声認識によりテキスト化された情報は、WikiPediaのように
修正をすることが可能です。修正を行っていくことで、
認識の精度が上がっていきます。
詳しくは
http://mojimoji.tv/info/?op=howto
にて動画で解説しています。
つまり、youtubeなどに上がっているドラマの名シーンや
映画の名セリフなどを文字言語化して検索できるってこと。
今までのyoutubeの検索機能だと基本的には
動画のタイトルと説明文、タグ、関連動画、レビューなどから
総合的に検索結果を出していますが、
動画の中身を読めなかった。
もじもじTVなら、動画の中身を自動的に文字言語化し
さらに精度が悪い部分はユーザーに直してもらい
より精度を上げることが出来るんですね。
確かに既に話した言葉を、自動的に感知してテキスト入力する
パソコンやソフトがありますので、難しいことではありません。
このように最先端の技術に注目していると
今後に検索エンジンに、その技術を取り上げられるということは
事前に想定することが出来ますよね?
つねに最新の情報に注目し、つねにユーザーの気持になって
どのような検索サービスなら喜ばれるかを考えることが
私の唱える真のSEOです。
検索結果が変動した後で、アルゴリズムを解析して
慌ててページを直しているようでは
いつまで経っても検索エンジンに振り回されてしまう。
SEOする為に商売しているんではないからね。
という意味でも、今後の「もじもじTV」が楽しみです。
まずはクローズド版で提供を始めるようです。
http://mojimoji.tv/preauth/preauth.php
から申請しましょう。
2009年10月14日(水)募集開始です。
抽選で1000名様が利用できるようです。
皆さんも抽選で当たるといいですね。
私も当たるように祈っておこうっと。
リアルタイムにノウハウをTwitterで公開しています
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