共感を伝えるmixi 感謝を示すfacebook 飛び火のtwitter

mixiボイスとtwitterの連携が先日に始まった。
　http://mixi.co.jp/press/2010/0610/3113

その中で注目すべき点が「イイネ！」ボタンにより
アクセスが増えてるんですね。

グラフを見たら明らかです。

確かに日記にコメントするのは面倒だし
日記を見たら、足跡が付くので何しないと嫌だし
twitterやらfacebookで忙しいので助かるよね(笑)

「イイネ！」ボタンは、当たり前だけど
良いときにしかアクションを起こさない。

つぶやきに同意しなかったり
反論がある時はスルーしている。

つまり、mixiボイスは自分の良い事を書いて
「イイネ！」ボタンを教えてもらうのに使うと良いかもね。

一方で、mixi日記は楽しかった事や自慢したい事を書くと
一気にコメントが入らなくなる。

ところが失敗した事や焦った事などは
コメントが、どかーんと来る。

そんなに人の不幸は楽しいのだろうか(笑)

でも、あまりにも暗かったり重かったりする話には
全くコメントが入らない。

なんだか不思議な人種ですね。

一方でtwitterは、つぶやきは一方的な意味合いが強く
まさに、つぶやきである。

自慢話や良かった話をつぶやいても返信は少ないし
あまり盛り上がらない。

だからと言って焦った話をつぶやいても
なんともならない。

twitterで心が動くのは、人に役立つ発言をしたとき。

公式リツイートが行われる事が多く
自分の発言を読んだフォロワーが
そのフォロワーのフォロワーにも伝えようとする。

こうして口コミが発生していくんですね。

mixiで広がっていくことは無い。

そして、facebook。

mixiが導入した「イイネ！」ボタンの元祖の
「いいね！」ボタンがある。

ただfacebookは不特定多数の人と友達になっていて
なかなかコメントしていくには抵抗もあるし
友達が多くなると動きを追えなくなってしまう。

なので、「いいね！」ボタンがやっとって感じで
だからと言って、「いいね！」をもらったとしても
mixiのような喜びは無い。

「いいね！」をクリックしてくれる理由は
自分にとって利益を得た場合に押すケースが多い。

ちょっと大げさだけど自分の心が動かされたときに
facebookの「いいね！」ボタンを押してしまう。

mixiは相手のつぶやきの感動に同意したときに
「イイネ！」ボタンをクリックしてしまう。

この違い、分かりますか？

facebookの繋がりの方がドライであり
自分が中心になって考えているんだよね。

しかしmixiは人との繋がりが濃いので
相手のつぶやきに共感した時にクリックする。

相手の感動に共感を伝えるmixiと
感動を自分に与えた感謝を示すfacebook。

そして感動を第三者へ飛び火させるtwitter。

何が言いたいか分かりますか？

twitterとmixiを連動させたいとか
twitterとfacebookを連動させたいとか
よく聞かれますがナンセンスってことね。

３つもするのが面倒なら、どれか捨てなさい。

連動して楽してコミュニケーション取っている事は
すぐ相手には見抜かれてしまいますよ。

３つのソーシャルメディアを使っていると
明らかに温度差があることに気がつきます。

面白いですね。

３者３様です。

リアルタイムにノウハウをTwitterで公開しています。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://twitter.com/enspire_co_jp